ポリ袋で炊飯

使ったのはポリ袋。適当な大きさのカップでコメを測って入れ、同じ分量より少し多い水を加えます。(今回は少し美味しくするために、かしわ飯のもとも加えました。)その後ポリ袋の中の空気を抜いて、口をしばって、鍋の水の中に入れます。

鍋の中の水は、直接口に入るものではないので、雨水でも海水でもだいじょうぶです。

こつは、ポリ袋全てを水の中に沈めること。鍋肌に当たっていると熱でとけてしまうので、注意。
全部入れたら、鍋に火をつけ、20分間沸騰水で湯せんします。
時間が来たら、ポリ袋を鍋から出して、少し蒸らします。

袋をの口を開けると、そのまま食べることもできますし、ポリ袋の中でおにぎりにすることもできます。

けっこう美味しく炊けました。災害時に役に立つといいですね。

 

 この活動で使ったポリ袋は、上の写真のものです。電子レンジでの調理に使えることが記載されています。多くのポリ袋には耐冷温度の記載はありますが、耐熱温度の記載はありません。高密度ポリエチレン(HDPE)製のものであれば、耐熱温度は100度以上になりますので、大丈夫かと思います。いわゆる半透明でカサカサした手触りのポリ袋です。活動では、多くのスカウトが参加しますので、耐熱温度の記載があるメーカーのものを選びました。

 コメは1合程度まで炊飯が可能です。コメに対して同じかやや多めの水の量を加えればいいです。コメを測ったカップで、そのまま水を測って加えればよいかと思います。なお、集会では無洗米を使いましたが、災害時には通常米を使います。この場合とがなくても大丈夫です。

 コメに水を加えてから10〜20分程度吸水時間をとり、その後加熱をします。湯せんの時間は20分程度、ポリ袋が直接鍋につくととけますので、水の中に完全に沈めてください。ポリ袋の空気が膨張して、浮いてくることがありますが、あまり気にせずいきましょう。

 今回は炊き込みご飯にしましたが、バター、トマトみじん切り、コンソメを加えると洋風になります。もちろん白米でもおいしく食べられます。チャレンジを。